【国松 直】の特許一覧
  発明の名称 発明者
1 液状化履歴評価法及び液状化履歴評価装置 国松 直
  特許番号:第3015881号
公開番号:特開2000-121630
出願日:1998年10月20日
特許登録月日:1999年12月24日
公開日:2000年04月28日

 
 

【要約】
【課題】液状化履歴を把握したい地点で採取した地盤のサンプルからその地点が過去に液状化した可能性の高い地盤かどうかが判定でき、また、液状化履歴のある地盤の範囲をより正確に把握しうる液状化履歴評価法を提供する。【解決手段】 液状化の履歴を評価しようとする地盤より採取した不攪乱試料の供試体に流速を制御した液体の上向き浸透流を与え、供試体内の高さの異なる2点で間隙液圧を測定し、流速に対して得られた間隙液圧の差圧をプロットしたとき、はじめに流速を増加させつつ測定して得たグラフと、その後流速を減少させつつ測定して得たグラフとの間に生じるヒステリシスの有無により該地盤の液状化の履歴を評価する液状化履歴評価法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
液状化の履歴を評価しようとする地盤より採取した不攪乱試料の供試体に流速を制御した液体の上向き浸透流を与え、供試体内の高さの異なる2点で間隙液圧を測定し、流速に対して得られた間隙液圧の差圧をプロットしたとき、はじめに流速を増加させつつ測定して得たグラフと、その後流速を減少させつつ測定して得たグラフとの間に生じるヒステリシスの有無により該地盤の液状化の履歴を評価することを特徴とする液状化履歴評価法
【請求項2】下部に注液口、上部に排液口、供試体底部に分散板を有し、供試体内の高さの異なる2点において間隙液圧を測定しうる圧力計を有してなる試料容器と、流量計により流量を制御して前記注液口より前記分散板を介して供試体に液体を注入しうる液体供給手段とを有してなることを特徴とする液状化履歴評価装置

2 飽和地盤作成装置 国松 直・神宮司元治・
濱田政則・泉 博允
  公開番号:特開2002-005922
出願日:2000年06月22日
公開日:2002年01月09日
 
  【要約】
【課題】 均一で緩詰めである砂質土層からなる飽和地盤の作成が短時間で低廉にできる飽和地盤作成装置を提供する。
【解決手段】 砂質土Sが収容される土槽11であって砂質土Sの通過が不能で水Wの透過が自在である底板(分散板11a)を備えるものと、底板(分散板11a)の下側全体に亘って添設されるハウジング12と、砂質土Sの中を下側から上側まで透過する水Wを、ハウジング12及び底板(分散板11a)を通じて、土槽11に供給する供給手段(第一供給手段13)と、砂質土Sの中を透過した水Wを土槽11から排水する排水手段14と、を含み、砂質土Sの中における水Wの透過は、上昇速度が0.03cm/sから0.15cm/sまでの範囲にあって砂質土S全体に亘って略均等になされる飽和地盤作成装置である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 砂質土が収容される土槽であって該砂質土の通過が不能で水の透過が自在である底板を備えるものと、前記底板の下側全体に亘って添設されるハウジングと、前記砂質土の中を下側から上側まで透過する水を、前記ハウジング及び前記底板を通じて、該土槽に供給する供給手段と、前記砂質土の中を透過した水を前記土槽から排水する排水手段と、を含み、前記砂質土の中における水の透過は、上昇速度が0.03cm/sから0.15cm/sまでの範囲にあって該砂質土全体に亘って略均等になされることを特徴とする、飽和地盤作成装置。
【請求項2】 前記ハウジングは、前記底板に対して割り付けた複数の領域に仕切られていると共に、前記供給手段は、前記複数の領域の夫々を通じて水を供給するものであることを特徴とする、請求項1に記載の飽和地盤作成装置。
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